個人情報保護法
について

当院では患者様の個人情報の保護に万全の体制をとっています。
当院では、患者様の個人情報を下記の目的に利用し、その取り扱いには万全の体制で取組んでいます。
なお、疑問などがございましたら、担当窓口にお問い合わせください。


【当院での患者様の個人情報の利用目的】
● 院内での利用
1.患者様に提供する医療サービス
2.医療保険事務(医療、労災、自賠責ほけん、公費負担医療等に関する診療請求等)
3.入退院等の病棟管理(病室、ベッド、食事等の氏名の表示)
4.会計、経理
5.医療事故等の報告
6.当該患者様への医療サービスの向上
7.院内医療実習への協力
8.医療の質の向上を目的とした院内症例研究
9.その他、患者様に係わる管理運営業務

● 院外への情報提供としての利用
1.他の病院、診療所、助産院、薬局、訪問看護ステーション、介護サービス事業者等との連携
2.他の医療機関等からの照会への回答
3.患者様の診療などのため、外部の医師等の意見、助言を求める場合
4.検体検査業務等の業務委託
5.ご家族等への病状の説明
6.保険事務の委託
7.審査支払機関へのレセプトの提供
8.審査支払機関または保険者からの照会への回答
9.事業者等から委託を受けた健康診断に係わる事業者等へのその結果通知
10.医師賠償責任保険等に係わる医療に関する専門の団体や保険会社等への相談または届け出等
11.その他、患者様への医療保険事務に関する利用

● その他の利用
1.医療、介護サービスや業務の維持、改善のための基礎資料
2.外部監査機関への情報提供
3.院内臨床実習(研修医、医療専門職の学生等)への協力

※上記のうち、他の医療機関等への情報提供について同意しがたい事項がある場合には、その旨を窓口までお申し出ください。
※お申し出がないものに対しては、同意していただけたものとして取り扱わせていただきます。
※これからのお申し出は、後からいつでも撤回、変更等をすることができます。


【個人情報保護について】
当院は信頼の医療に向けて、患者さまによい医療を受けていただけるよう日々努力を重ねています。患者さまの個人情報につきましても、適切に保護し管理することが非常に重要であると考えています。そのため、当院では以下の個人情報保護方針を定め確実な履行に努めます。

① 個人情報の収集について
当院が患者様の個人情報を収集する場合,診療,看護,及び患者様の医療にかかわる範囲で行ないます。その他の目的に個人情報を利用する場合は利用目的をあらかじめお知らせし,御了解を得た上で実施致します。ウェブサイトで個人情報を必要とする場合も同様に致します

② 個人情報の利用及び提供について
当院は患者さまの個人情報の利用につきましては、以下の場合を除き、本来の利用目的の範囲を超えて使用しません。
・患者様の了解を得た場合
・個人を識別、あるいは特定できない状態に加工して利用する場合
・法令などにより提供を要求された場合
当院は法令の定める場合などを除き、患者さまの許可なく、その情報を第三者に提供しません。

③ 個人情報の適性管理について
正確かつ最新の状態に保ち、患者さまの個人情報の漏えい、紛失、破壊、改ざんまたは患者さまの個人情報へのアクセスを防止することに努めます。

④ 個人情報の確認・修正等について
当院は、患者さまの個人情報について患者さまが開示を求められた場合には、遅滞なく内容を確認し、当院の「患者情報の提供などに関する指針」に従って対応します。また、内容が事実でない等の理由で訂正を求められた場合も調査し、適切に対応します。

⑤ お問い合わせの窓口
当院の個人情報保護方針に関してのご質問や患者さまの個人情報のお問い合わせは下記の窓口でお受けします。
窓口 医事課(外来受付)

⑥ 法令の尊守と個人情報保護の仕組みの改善
当院は個人情報の保護に関する日本の法令、その他の規範を尊守するとともに上記の各事項の見直しを適宜行い、個人情報保護の仕組みの継続的な改善をはかります。

〈診療情報の開示規定〉

1:目的
インフォームド・コンセントの理念や個人情報保護の考え方を踏まえ、診療情報の提供等を 積極的に提供することにより、病院(医療従事者)と患者さまが共同して疾病を克服するためによりよい信頼関係を構築することを目的とする。

2:用語の定義
● 診療情報:診療の過程で、患者さまの身体状況、病状、治療等について、医療従事者が知り得た情報です。
● 診療記録:診療録、処方せん、手術記録、看護記録、検査所見録、X線写真、紹介状、退院した患者さまに係る入院期間中の診療経過の要約その他の診療の過程で患者さんの身体状況、症状、 治療等について作成、記録または保存された書類、画像等の記録を言います。
● 診療情報の提供:口答による説明、説明文書の交付、診療記録の開示等、具体的な状況に即した適切な方法により、患者さん等に対して診療情報を提供することを言います。
● 診療記録の開示:患者さんの求めに応じ、診療記録を閲覧に供すること、または診療記録の写しを交付することを言います。

3:診療記録の開示
1.診療記録の開示に関する原則
患者さま等が患者さまの診療記録の開示を求めた場合には、原則としてお受けします。
2.診療記録の開示を求め得る者
診療記録の開示を求め得る者は、原則として患者さまご本人としますが、次に掲げる場合は、患者さま本人以外の者が患者さまに代わって開示を求めることができます。
・患者さまに法定代理人がいる場合には、法定代理人。ただし、満15才以上の未成年者については、疾病の内容によっては患者さま本人のみの請求を認めることができます。
・診療契約に関する代理権が付与されている任意後見人
・患者さま本人から代理権を与えられた親族およびこれに準ずる者
・患者さまが成人で判断能力に疑義がある場合は、現実に患者さまの世話をしている親族およびこれに準ずる者
3.診療録の開示に関する手続き
・診療記録の開示を希望される方は「診療録開示申請書」により、申請をしていただきます。
・申請者の身分証明書(カルテ開示のお知らせ参照)をご確認させていただきます。
・開示に当たっては申請を受けてから原則14日以内に担当医師等の意見を聞いた上で、可否を決定し、申請者に通知します。
4.診療録の開示に関する費用
・閲覧料 2,200円
・診療録のコピー 1頁/22円
・X線写真等(CD-Rにコピー) 8,000円
・医師の説明を要する場合の面談料 5,500円(30分)


医療法人 社団菫会 理事長
目黒病院 院長 岡 潔